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宗教の目的 [お寺]

宗教は何のためにあるんでしょうか。

「豊かな人生のため」 「人間として大切だから」 「幸せのため」 「有意義な人生のため」
ごもっともであります。

「立派な人生がおくれる」 「宗教が無ければ人生は虚しい」
たしかにそうかもしれません。 でも 宗教は人生の追加サービスなんでしょうか。

「御利益がある」 「事故にあわない」 「病気にならない」 「病気が治った」 「平和のため」
たしかにそうなるといいですけど、そんな目先の損得のためのものでしょうか。

目的があやふやなままで、自分の行動を評価して満足してるだけでいいのでしょうか。

「今は心が失われかけて殺伐とした世の中になっている、今こそ宗教が必要だ」
それもそうかもしれません。 でも 心の問題 だけ なのでしょうか。

宗教とか信仰とか言いながら、実は自分の目先の満足や損得にしか目が向いてない事も多いです。

宗教は、私たちの一番大切な 今まさに生きているこの「いのち」を見つめる事です。
人ごとでもありませんし、在ってもなくても良いようなものでもありません。

誰にだって命の終わりは確実に来ます。その限りある命を今生きているのです。
命の事をもっと真剣に考えていいのではないでしょうか。

人間万歳ばかり言ってても、肝心な命にはたどりつけません。

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